歯が痛い、頭がいたい、こんな時は自宅に残っていたロキソニンやカロナールなどの解熱鎮痛剤を飲んで楽になりたい・・・そんな思いになったことってありますよね?
でも待って!もし今あなたが妊娠中や授乳期ならその服用はまった方が良いかも知れません。
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妊娠中や授乳期の薬の服用
妊娠中や授乳期の薬の服用は胎児や乳幼児の健康のことを考えると慎重に行いたいもの、身近に医師や薬剤師がいれば相談ができて良いのですが、そうでない場合はまずは服用を控えて判断しましょう。
第一三共ヘルスケアの公式ページによると
昔は医師の処方がなければ飲むことができなかったロキソニンですが、最近は成分の量や質こそ異なることはあっても市販薬として手軽に購入することができるようになりました。
そんな市販薬の「ロキソニンSプレミアム」を販売している、第一三共ヘルスケアの公式ページQ&Aによると次のような記載があります。
妊娠中、授乳中に服用しても宜しいでしょうか?という質問に対して、
妊娠中の投与に関する安全性は確立していません。出産予定日12週以内の妊婦は服用しないようにお願いします。それ以外も妊娠中は医師にご相談のうえ服用ください。同様に、授乳中の服用は避けてください。やむを得ず服用する場合は授乳を避けてください。
このことから、極力控えた方が良さそうです。
授乳期で痛みが我慢できずにどうしても飲んでしまいたい場合は
飲まずに我慢できるのであればそれが理想的ですが、そうは言っても我慢できないほどの痛みがある場合ってありますよね。そこで、授乳期にどうしてもロキソニンを飲んでしまった場合は、どの程度授乳まで影響(時間)を考慮すれば良いのでしょうか。
専門サイトの資料によると、ロキソニンは服用後約47分程度で血中濃度が最大になり、その後1.3時間ごとに半減していくそうです。理論的には服用後7時間後には血中に2%程度しか成分が残っていないということになるのですが、この2%を多いと感じるか、少ないと感じるかは人それぞれですが、後悔しない育児をするならやはり服用後、次の授乳までは12時間以上は間隔を空けて、なおかつ最初の母乳は搾乳してから授乳を始めると良いでしょう。