Moeは以前、某大手IT系派遣会社の派遣社員としてお仕事をしていたのですが、その派遣会社では就業期間中の3ヶ月に1回程度は派遣会社の担当(フォロワー)との面談があったりします。
そして、とある面談の日。それまでフォロワーだった女性の方が産休ということでお休みに、そして引き継ぎでやってきた新しいフォロワーとして紹介された方から受け取った名刺に『産業カウンセラー』の肩書が…
産業カウンセラー??? 産業医なら知っているけど、ということで産業カウンセラーについてその当時は調べましたね。
日本産業カウンセラー協会
「産業カウンセラー」でGoogle先生にお尋ねすると真っ先に教えてくれるのが『日本産業カウンセラー協会』なる一般社団法人。
どうやらここが産業カウンセラーの教育、認定、啓蒙活動などを行っているようですね。
日本産業カウンセラー協会で実施している養成講座には
- 産業カウンセラー養成講座
- キャリアコンサルタント養成講習
の二種類があるみたいです。
このうちキャリアコンサルタントの方は国家資格に移行されていくとのこと。つまり、産業カウンセラーの方は民間資格ということになります。
産業カウンセラーの隣接資格
産業カウンセラーという資格に近い(隣接する)資格ではどんな資格があるのか調べてみたところ、有名ところでは次の資格ですね。
- 臨床心理士
- 公認心理師
どちらと心理学の専門資格で産業カウンセラーと比較すると難易度は高いようです。
産業カウンセラーになるには、気になる費用は
産業カウンセラーになるには前述の日本カウンセラー協会が実施している産業カウンセラー資格試験に合格することなのですが、試験の受験資格が心理学系の大学院卒か、日本カウンセラー協会が実施している産業カウンセラー養成講座を修了した方といった感じなので、実質的には講座を受けなさいといったところでしょうか。
で、その費用は概ね25万円〜30万円のようです。
しっかり産業カウンセラーの資格を活かしてお仕事をしないと自己投資にしては高い買い物ですね…
背景にはストレス社会
産業カウンセラーといった職種は大事なお仕事だとは思いますが、産業カウンセラーが活躍する社会ということは、背景にストレス社会ということがあるのではないでしょうかね。
産業カウンセラー等の育成、啓蒙活動も大事ですが、政治や行政の世界の人々にはストレスの少ない社会作りに力を注いでいただきたいと願ったりするMoeなのでした。