横浜のカジノ賭博店「VIP」の逮捕は、カジノ解禁への布石なのか
神奈川県警は、横浜市中区にあるカジノ賭博店「VIP」の店長ら3人を賭博の現行犯で逮捕した。逮捕の罪状は賭博開帳図利の疑い。なかなか罪状だけを聞いてもピンっときませんが、とにかく賭博で逮捕ってことなのでしょう。
※2018年7月に摘発された「Gets(ゲッツ)」の件を追記いたしました。最後までぜひお読み下さい。
バカラ賭博での逮捕
逮捕されたカジノ賭博店「VIP」の店長・佐川龍之介容疑者は22歳で容疑を認めている。
逮捕の容疑となったバカラ賭博とは、トランプを使用して行う「バカラ」とよばれるゲームでバンカーと呼ばれる胴元と、プレイヤーと呼ばれる客役とでやる勝負に対して、どちらが勝つかを賭けるというもの。

AllClear55 / Pixabay
絶対に「あぶない刑事」が現役だったら、タカとユウジが真っ先に踏み込みそうな場所ですからね、横浜市中区は(笑)
ちなみに今回摘発された「VIP」があったのは伊勢佐木町6丁目付近ということで、京浜急行の黄金町駅の近くと言えばなんとなくわかっていただけるのではないでしょうか。最初にニュースを聞いた時はまた福富町?と思ったりしたのですが、ちょっぴり南区寄りでしたね。
カジノ解禁への布石なのか
さて、事件の舞台となった横浜なのですが、政策の一つとして話題となる「カジノ解禁」の特例都市として頻繁に名前の挙がる都市なのです。
違法カジノの取り締まりを厳しくして、カジノ健全化を目指す第一歩となるのか、今後の神奈川県警の動きと政府の動きが気になるところです。
カジノ法案の動向
(2017/03/02 追記) カジノ法案と呼ばれるIR法案が成立した後はマスコミも反応が薄いですね。 ちなみに法律の正式名称は「特定複合観光施設区域の整備の推進に関する法律案」というもので、この法案が成立したからと言ってすぐに街中にカジノができるわけではないんですね。
ちなみに、一部の反対派は法案成立後の今でも「ギャンブル依存症」の危険性を訴えて活動しているようですが、すでに日本にはパチンコやら競馬、競艇、競輪などギャンブルが存在しますからねえ・・・カジノの有無とギャンブル依存症の問題は直結しないのではないでしょうか。
あ、MoeはサッカーくじのTOTOと競馬にはたまーにはまっちゃいますけど♪
Getsの経営者を逮捕
(2018/08/29 追記) 神奈川県警は横浜市中区相生町にあったカジノ賭博店「Gets(ゲッツ)」の経営者を賭博場開帳図利の疑いで逮捕した。
2017年9月からの営業で、逮捕された7月23日までに約5億4千万円の売上があったと言われている。