すっかり秋めいてきて涼しくなったかな?と思ったら、急に真夏日に逆戻りなど気温差の激しい日々が続いてきて体調管理も大変ですよね。先日なんて@moeの家の周りでは10月なのに蝉が鳴いてました(笑)
気温差が激しくて風邪をひきやすい日々ですが、血圧が高いと突然死のリスクも高くなるので普段から血圧が高めの方は最後までお読み下さいね。
血圧が高くなる要因は

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血圧が高くなる理由はいろいろと考えられていますが主な要因として、
- 塩分の摂り過ぎ
- 肥満・メタボリックシンドローム
- ストレス
- 喫煙
- 運動不足
などが言われています。血圧が高めの方は上記にどれか思い当たるところがあるのではないでしょうか?
塩分の摂り過ぎはどうして血圧が上がるの?
どうして塩分を摂り過ぎると血圧が上昇するのか?気になる方も多いのではないでしょうか。
その理由は、塩分を摂りすぎると人間の身体は血液中の塩分量を薄めようとして、血液中の水分を増やします。そのことによって血液量全体が増えて血管を圧迫して血圧が上昇すると言われています。
ちなみに平成23年の国民健康・栄養調査結果では日本国民1人1日あたりの食塩摂取量は平均10.4g(男性11.4g、女性9.4g)でした。ちょっと摂り過ぎですよね…。
日本人の食事摂取基準(2010年版)では食塩摂取量の目標が男性9.0g、女性7.5gであることを考えるとやっぱり多いですよね。
また、普段から血圧が高いと言われている方の生活習慣病の改善指導では、塩分摂取量の目標は6.0gと言われています。
高血圧の基準
高血圧の基準となる血圧は時代によって変化するのですが、一つの指標として高血圧治療ガイドラインというのがあります。
最新の高血圧治療ガイドライン(2014年版)によると、高血圧の基準としては病院などで測定する診察室血圧で140/90mmHg、家庭で測定する家庭な血圧では35/85mmHgが一般的に認識されているようです。
病院だと緊張して5も上昇するんですね(笑)
ちなみに血圧の上の値が収縮期血圧、下の血圧を拡張期血圧と呼ぶので、血圧を意識されるときは覚えておくと便利ですよ♪
血圧が高めの人が秋に要注意なその理由は
ここまでは血圧全般のお話をしてきましたが、どうして秋は要注意なのでしょうか?!
前述した通り、血圧の上昇にはストレスが大きく影響を与えるのですが、季節替わりのこの時期(秋)、気温差が激しいですよね? この気温差が身体にストレスを与えると考えられています。
そして、同じ季節替わりであっても春と比べてどんどん気温が下がってくる秋は血管が縮こまってくるため危険なのです。
脳出血や脳梗塞、心筋梗塞などいわゆる「血管事故」の病気が秋から冬にかけて増えてくるとも言われているので、普段から血管に負担をかけている血圧高めの人は普段以上に注意が必要ですね。
@moeも減塩と運動活動しようかな♪