皆さんも一度は名前を聞いたことがあるはずの「肋間神経痛」、その名の通り神経痛で、イメージからすると年配の方がなる病気といった感じですが…
どうやら最近では小学生でも肋間神経痛になる子がいるそうです。
そんな、意外と知られていない肋間神経痛についてMoeLifeが調べてみました。
肋間神経痛とは
肋間神経痛(ろっかんしんけいつう)とは肋骨(ろっこつ)に沿って張り巡らされている神経(肋間神経)に対して、痛みを感じる症状名。痛む原因はまだ解明されておらず、「肋間神経痛」という名前の病名ではない。
肋間神経とは胸椎(きょうつい)の間から左右対となって肋骨をとおり、その周辺の筋肉や皮膚を司っている末梢神経のことです。
肋間神経痛の主な症状
肋間神経痛の症状は原因と場所によって多様にあるのですが、主な症状としては「長い時間ジクジクと感じる」、「短時間ではあるが感電をしたかのようなビリビリした感覚」、「強くはないが普段とは違った違和感がある」などなど。
肋間神経は肋骨付近の神経であることから胸の痛みになるが、繋がった神経から時には足の先まで痛みが生じることもあると言われています。
肋骨には身体の重要な臓器が密集していて、肺や気管もあることから咳(せき)を伴うことも。
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肋間神経痛と発熱
肋間神経痛は症状名なので、肋間神経痛の原因となっている病気によっては発熱を伴うこともあります。
まずは肋間神経痛、発熱の原因がなんなのか、しっかりと病院に行って診てもらうことが大事ですね。
病院は何科に行けば良いのか
では、「あれ?肋間神経痛かな?」と思われたら何科の病院に行けば良いのか気になりますよね。
症状と困っていることによって最初に訪れる科は
- 肋骨や背骨が痛い・・・整形外科で骨折などがないかを診察。
- 咳を中心に胸痛がする・・・内科で他の大きな病気がないかを診察。
- 帯状疱疹のような皮膚症状を伴う・・・皮膚科にて皮膚治療とともに診察。
といった流れが一般的になります。もちろん「かかりつけ医」などがいる場合は、かかりつけの先生に相談するのが一番良いでしょう。
肋間神経痛に効く市販薬
肋間神経痛は症状名であり、痛みの根本となっている原因が不明である場合は直接治す市販薬は難しいところです。
但し、症状そのものは市販薬で緩和することができるので対処療法になると言ったところでしょうか。
肋間神経痛も神経痛の一種ですので、以下のような市販の解熱鎮痛薬が痛みの緩和になります。
- ロキソニン
- イヴ
服用には薬局、薬剤師に相談の上で慎重にふくようすることをおすすめ致します。特に他の病気にかかっている場合や、他の薬を服用中の場合は要注意ですので、医師に判断を仰ぎましょう。